相手は足元、靴をよく見ていると聞いたことはありませんか?
でも半信半疑だったり、めんどくさかったりで聞いたことはあるけど
靴についてあまり気にしていないという方も多いのではないでしょうか?
靴を綺麗にしている営業マンと、していない営業マンとでは
成績に明らかに差が出ます。
私自身、成績が伸び悩んでいた時
靴を綺麗にすることを実践して成績が上がる経験をしました
この記事では、靴の綺麗な営業マンの成績が伸びる理由と靴のお手入れの方法について
営業職だった私の経験も交えながら紹介します。
なぜ綺麗な靴を履く営業マンは成績が伸びるのか
営業成績の良い営業マンの靴が綺麗な理由として
の3つがあります。
「靴を商売道具として大切にしている」ですが
商売道具には様々なものがありますが、
それを雑に扱い汚くしている人と
丁寧に扱い綺麗にしている人では
綺麗にしている人から当然買いたいと思いますよね?
おすすめ商品を見せるカタログがクシャクシャで
折れ曲がっていたなんてもってのほかです。
靴は立派な商売道具です。
そして一番汚れやすいものでもあります。
靴が綺麗にしてあると、この人は商売道具をきちんと綺麗にしているんだなと
好印象になります。
更に仕事も丁寧にしてくれるのではないか、人間関係もきちんとしてくれるのではないかと
お客様は思ってくれます。
めんどくさがりだった私は靴はおろか鞄などの商売道具も
お世辞にも綺麗にしているとは言えませんでした。
営業成績も良くなく、商談の話をするテーブルにさえつけないこともあり
悩んでいました。
ある時先輩に「まずは靴を綺麗にしてみろ」と言われました。
面倒だと思っていましたが
まずは靴を綺麗にしてみました。
すると、それをきっかけに他の商売道具も綺麗にできるようになりました。
これは、靴を綺麗にしているんだからと自信がつき、他のことにも意識がいくようになったことが要因です。
それからお客様に話を聞いていただけるようになったのは言うまでもありません。
「心を磨く」についてです
私は現在瞑想にハマっていますが、靴を手入れしている時と似ているなと感じています。
瞑想をすることでマインドフルネスが高まり、今目の前のことに集中するという力が養われます。
頭を空っぽにして
集中力も上がり、商談中にも気が散ることなく
目の前のお客様にベストな提案ができるようになります。
そして靴磨きをすることで、靴への愛情が深まり、
仕事自体にも愛情を込めて取り組むことができます。
靴磨きをすることで、心も磨いているとも言えるのです。
私の場合は、毎日やらなければいけないと思ってやると
逆にストレスになる時もありましたので
気づいた時にやる程度でしたが、効果を感じました。
そして一番効果を感じた時は
失敗したことや、翌日の不安なことなどで頭がいっぱいだった時です。
この時は必ず靴磨きをしていました。
靴磨きをしている時は無心になり、精神状態がよくなったと感じていました。
すると次の営業では目の前のお客様との商談に100パーセント集中でき
一気に成約件数が上がりました。
「信頼感が上がる」ですが
靴を綺麗にしていると、この人は細かいところまで
気を配れる人なんだなという印象になります。
すると、この人だと任せても大丈夫だろうと思ってもらえるようになります。
挨拶や、お辞儀、姿勢が綺麗な人は清潔感があり信頼度が高いです。
それと同じように靴が綺麗だと信頼感が上がります。
お客様のご自宅に上がらせていただいた時の話ですが
私は玄関で靴を脱いだ後、向きを変えて揃えておきました。
女性でご年配のお客様はそれを見て笑顔で
「あら、ありがとう。靴綺麗にしているのね」
と言われました。
当たり前のちょっとしたマナーですが、これだけでも良い印象を与えるのだと思いました。
そして目に入った靴が綺麗だったことでさらに好印象となり
その日の商談は順調に進みました。
ささいな言葉使いやマナーなどで大きく結果に差が出ることに気づきました。
おすすめのお手入れ方法
お手入れの方法には2種類あります。
です。
「ちょっとやる方法」ですが
これは疲れていてもすぐに出来るので、おすすめです。
また日々やると長持ちします。
人間で言うとシャワーで一日の汚れを流すイメージでしょうか
・革靴用ブラシ(定番は馬毛のブラシ)
・布(古いTシャツなど柔らかい物)
①まず全体をブラッシングします。
細かいホコリなども落とすように軽く優しく行います。
②汚れが気になる部分は柔らかい布で拭きます。
以上、簡単ですよね。
次に「しっかりとやる方法」です。
これは月に1回のペースで十分なメンテナンスです。
人間で言うとエステに行くイメージでしょうか
しっかりと行いますので、これをするとかなり長持ちします。
・革靴用ブラシ(定番は馬毛のブラシ)
・布(古いTシャツなど柔らかい物)
・革靴用クリーナー(汚れを落とすため)
・革靴用クリーム(綺麗に保つため)
①ブラッシングと布拭き(ちょっとやる方法と同じです)
②クリーナーを布につけ、全体に薄く塗って汚れを拭き取る。
大量に塗ったり、部分的に塗らないようにしましょう。シミになります。
③クリームを全体に塗る。
ツヤが出てきます。
④布で乾拭き。
まとめ
「靴を商売道具として大切にしている」
仕事も丁寧にしてくれるのではないか、
人間関係もきちんとしてくれるのではないかと
思われます。
「心を磨く」
頭を空っぽにして靴の手入れをする時間で頭と心が整理されます。
「信頼感が上がる」
この人だと任せても大丈夫だろうと思ってもらえます。
「ちょっとやる方法」
日々できる簡単な方法で、
ブラッシングと布拭きのみなので
疲れていても出来ます。
「しっかりとやる方法」
月に1回のペースで十分なメンテナンス。
時間はかかるがかなり長持ちするようになります。
ブラッシングに追加して
クリーナーで綺麗にし、
クリームでツヤを出します。
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